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はじめに
医療費は家計に大きな影響を与えるもののひとつ。
特に、治療に必要な装具や器具が高額になる場合、少しでも費用を抑えたいと感じる主婦の方も多いのではないでしょうか。
今回は、中学二年生のお子さんを持つお母さんが、医療助成制度を活用して、整形外科でオーダーメイドのインソールを0円で手に入れた実体験をご紹介します。
この情報を知ることで、家計をしっかり守りながら、お子さんの健康も支えることができるはずです。
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ケース紹介:偏平足治療に必要なオーダーメイドインソールを0円で作成
そのご家庭のお子さん(中学二年生)は偏平足の診断を受け、整形外科で治療用のオーダーメイドインソールを作ることになりました。
通常なら数万円(今回のケースでは37.630円)と高額になるインソールですが、今回は医療助成制度をフル活用して、最終的に0円で入手することができました。
この経験を踏まえ、同じようにお子さんの医療費に悩む方に向けて、私が活用した医療助成制度の手続きの流れや注意点についてFP技能士のミミサトが詳しく解説していきます。
健康保険の「治療用装具」に対する助成制度とは?
治療用装具とは、病気やケガにより、日常生活や治療に必要な装具のことを指します。
例えば、リハビリ用のコルセットや今回のインソールも治療用装具の一つです。
日本の健康保険制度では、医師が治療に必要と判断した治療用装具について、申請を行うことで、その費用の一部または全部が返金される仕組みが整っています。
それでは、0円になる仕組みを見ていきましょう!
実際の手続きの流れと費用返金の流れ
1. 診断と医師の指示
まず、整形外科で医師の診断を受けます。偏平足や他の疾患で治療用インソールが必要と判断されれば、「治療用装具の指示書」を医師から受け取ることができます。
この指示書がなければ、健康保険や市区町村の助成制度の対象となる治療用装具として認められないため、必ず医師に確認を取りましょう。
私たちのケースを紹介します
2. 義肢装具士の診察とインソールの製作(ADAPTの場合)
診断書を受けた後、私たちはADAPTという専門会社でインソールの製作を行いました。
この会社では、義肢装具士による問診、評価、計測を経て、オーダーメイドでインソールが作られます。
製作に必要な型取りから、完成までには約1週間程度の時間がかかりますが、きちんとした評価と作業を経ることで、適切なインソールが提供されます。
3. 一旦全額の支払いを行う
製作したインソールを受け取る際には、全額を一旦支払う必要があります。
この支払いが完了した後に、助成制度の申請を行い、最終的に実費負担をゼロにする仕組みとなっています。
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4. 健康保険組合での申請手続き(協会けんぽの場合)
支払い後、加入している健康保険(私の場合は協会けんぽ)にて、治療用装具の申請を行います。
この際には、「治療用装具制作指示装着証明書」と「内訳書」、そして「領収書」が必要となります。協会けんぽでは、手続きが完了すると、支払った費用の7割が返金されました。
この返金までの期間は、私の場合は約1か月半でしたが、時期や混雑状況によって異なる可能性があります。
申請については事前に加入している健康保険に確認してください。
市区町村への申請時にも使う書類は、コピーをとっておきましょう
5. 市区町村での残り3割の助成申請
協会けんぽでの返金を受けた後、さらに市区町村にて残りの3割分を助成申請します。
市区町村によって必要書類や手続きが異なるため、詳細は各市区町村の福祉課や子ども支援窓口で確認しましょう。
この手続きを完了すると、最終的に実費負担はゼロになります。
注意点も押さえておきましょう
医療助成制度を利用する際のポイント
- 手続きに必要な書類を忘れない
治療用装具の助成制度を利用するには、診断書や領収書などの書類が必要です。
書類が揃っていないと申請が通らないため、医師や装具士に必要書類を確認し、きちんと保管しておきましょう。 - 返金までの期間に注意
医療助成制度の手続きには時間がかかることがあります。
協会けんぽでの手続きは私の場合約1か月半でしたが、状況によってはそれ以上の時間がかかることもあるため、早めに対応することが大切です。
※申請期間は医師の処方日より2年以内です。 - 各市区町村の助成制度も忘れずに
治療用装具の助成制度は健康保険組合だけでなく、市区町村からの助成も受けることができます。市区町村によって助成制度の内容は異なるため、お住まいの市区町村で詳細を確認しましょう。
治療用装具以外にも役立つ医療費助成制度
このような医療助成制度は、インソール以外にも様々な治療用装具や医療機器に適用されることがあります。
例えば、コルセット、義肢、装具、補助具など、さまざまな器具が医療費控除や助成の対象になる場合があります。
さらに、お子さんが学校で必要とするメガネやコンタクトレンズなども場合によっては医療費控除の対象となることがあるため、幅広く助成制度を活用することが大切です。
節約主婦のためのまとめ:医療費を賢く抑え、家計を守る
今回ご紹介した治療用インソールの助成制度は、治療が必要な方であれば誰でも利用できるものです。特にお子さんを持つ主婦の方は、お子さんの健康を守りながら、家計の負担を抑えることができる制度を活用してみてはいかがでしょうか。
少しの手間で大きな節約効果が得られる可能性があるため、ぜひご参考にしていただき、医療費助成制度の恩恵を最大限に受けてください。
出典:株式会社ADAPT